世界の真実

世界の真実を発信しています。

浮世絵でみる江戸のお正月

信州を写す
フォトグラファー H.YOSHINARI の信州の風景


写真タイトル  


 江戸浮世絵「其姿紫の写し絵五」四代目歌川豊国(二代歌川国貞)画  嘉永5年(1852)撮影者所蔵 


二代歌川国貞の「其姿紫の写し絵」のシリーズです。 そのタイトルから紫式部の源氏物語を連想しがちですが、庶民が考える江戸城などの様子です。 
元旦の雀や鳴き声を初雀といいます。 季語となっています。 嘉永元年に出版された季寄新題集にはその意味として、「元日の雀。年改まった元日は見慣れたものが清清しく、めでたく感ぜられる。普段は見過 ごしている身近な雀にも淑気がただよう。」とあります。