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「ロシアのダーチャ」の実際の様子 ~こんな時代を生き抜くには、やはり備蓄が大切 / “植物を触ること”が植物の免疫力をアップし、病害虫から植物を守ることに繋がる

「シャンティ・フーラ」よりの転載」

転載はじめ
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「ロシアのダーチャ」の実際の様子 ~こんな時代を生き抜くには、やはり備蓄が大切 / “植物を触ること”が植物の免疫力をアップし、病害虫から植物を守ることに繋がる


竹下雅敏氏からの情報です。
 昨日の記事で、“食糧不足の切り札は、やはりダーチャのようで、ロシアは50%以上の農産物を家庭菜園区画から得ている。ロシアのジャガイモ全体のおよそ92%、果物全体の87%、野菜77%、ロシアの肉全体の59%を占めている”ことをお伝えしました。
 冒頭の動画は、その「ロシアのダーチャ」の様子です。2分54秒で、“私たちの小さいダーチャの家に入ってみましょう。最初に言っておきますが、これから見せるものは、全て手作りです。つまり、プロに頼らずに、家族の数世代がこのダーチャを自分の手で建ててきました。”と言って、家の中の様子を見せてくれているのですが、ロシアは大家族なのでウチより広いです。
 “料理は専用のガスボンベを買ってダーチャに持ってきます。(4分24秒)”と言うことですが、ウチは農協がガスボンベを交換に来てくれます。動画を見て、ウチの生活はとてもダーチャに似ていると思いました。参考のために、我が家は小さなログハウスを自分たちで建てたので費用は230万円です。
 動画をご覧になって、こういう暮らしが本当の豊かさだと感じる人は、出来れば「田舎暮らし」をした方が良いかもしれません。ただ、田舎での独特の人間関係が嫌いな人は難しいかも知れません。私の場合は、家の外に出るのは、基本的にトイレ(外にある)の時と、近所を散歩するときだけなので、田舎の人間関係に煩わされることはありません。
 次の動画は、“こんな時代を生き抜くには、やはり備蓄が大切なのです。”ということで、野菜などを天日乾燥させて保存している様子と共に、ダーチャについての説明があります。
 ウチの場合、家はダーチャそのものと言えるほどですが、家庭菜園の方は、“いつまで土づくりをやっているんだ~”というくらい今後の課題です。その今後の家庭菜園の成功のカギとなる非常に興味深いIn Deepさんの記事がありました。“植物を触ること”が植物の免疫力をアップし、病害虫から植物を守ることに繋がるというのです。
(竹下雅敏)
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。


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講演アーカイブ『ロシアの持続可能なライフスタイル ダーチャ』/ "Russia's Sustainable Lifestyle Dacha"
配信元) YouTube 21/10/7
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動画を転載できませんでした。
元記事をご覧ください
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ロシアのダーチャに学ぶ自給自足生活 /長期食糧難に備えた備蓄
配信元) YouTube 22/3/12
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動画を転載できませんでした。
元記事をご覧ください
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埋め込み動画は再生出来ませんので、配信元でご覧ください


(続きはこちらから)


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昆虫の極端な減少も結局は食糧問題に直結していくことを、ベランダの虫と植物を見て思い出す
転載元) In Deep 22/6/7
(前略)
ベランダなどでそこそこの量の花や植物を育てて十数年になります。


まあ、食糧危機だなんだと普段書かせていただくわりには、食べられる植物は一切ないんですけれど、それはともかく、今年はいつもと違うのは、「アブラムシが多い」ということでした。


アブラムシについては、10年くらい前に「その最大の防御法」を知って以来、あまり出なくなっていたんですよ。その防御法は、自分のブログ記事を書いている時に知ったのですが、以下の 2012年の記事のタイトルにありますように、「毎日さわる」というだけなのです。


  [記事] 驚異の植物の防衛力アップ法が米国の生物学者の研究により判明:その方法は「さわること」
 In Deep 2012年04月23日


アメリカのライス大学の研究者たちの論文を紹介していた記事を取りあげたものでした。


これは、「植物の成長が、ジャスモン酸エステルと呼ばれる植物ホルモンにコントロールされている」ということを突きとめた研究で、ジャスモン酸エステルの分泌レベルが上がると、


  > 植物は草を食べる動物の胃のむかつきを与える代謝物質の生産を増加させる。


と同時に、「強くなる」のです。


真菌などの感染症からも保護されやすくなります。


そして、このライス大学の研究者たちの偉大なところは、ジャスモン酸エステルという植物ホルモンの分泌を上げる「方法」が、「人間がさわること」だと突きとめたことでした。
(中略)
毎日さわったシロイヌナズナ(右)と、さわらなかったシロイヌナズナ


ineffableisland.com


さわっていないほうが身長は高くなっていますが、姿形が明らかに悪いです。さわったほうは、太くまっすぐに上に伸びています。


どちらが健康的かは見た目からも明らかですが、さわったほうは、見た目だけではなく、植物そのものが病気や病害虫に対して強くなっている。


まあ関係ない話ですが、これを見た時、「人間もそうなんだろうな」と思いました。


人間という全体的な括りではなく、「赤ちゃん」は明らかにそうで、「親などからの接触が多いほど、赤ちゃんの DNA が良い方向に変化していく」ことが研究で示されたことを以下の記事でご紹介しています。 DNA とありますように、一生続く健康状態との関係についてです。


  [記事] 赤ちゃんは「抱っこ」など肉体的接触を数多くされるほど「DNAが良い方向に変貌する」ことをカナダの研究者たちが突き止める。その影響は「その人の健康を一生左右する」可能性も
 In Deep 2017年12月3日


これは、論文自体は、 DNA メチル化というものを調査した難しいものですが、
「赤ちゃんの一生の健康は、人生の最初の頃の親との肉体的接触で決まる」
と言える研究であり、重要なものです。


研究は難しくとも、実行は別に難しいことではなく、とにかくたくさん抱っこをして、たくさん話しかけてあげる、という普通のことをすればいいだけなんですが、何だかこの2年はそれも阻害されてしまいました。
(以下略)


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転載おわり