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ぴょんぴょんの「ホツマツタヱを読んで」 ~「マト(真の教え)」が昇る太陽のように照らす国、日本

「シャンティ・フーラ」よりの転載

転載はじめ
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ぴょんぴょんの「ホツマツタヱを読んで」 ~「マト(真の教え)」が昇る太陽のように照らす国、日本


 私がホツマツタヱを初めて知ったのは、「東洋医学セミナー」の中級でした。さっそく、推薦図書の「ホツマ物語」を購入しましたが、最後まで読めませんでした。
 あれから数年、竹下先生が時事ブログで紹介された動画を見て、もう一度ホツマツタヱを読みたいと思いました。が、本はすでに古本屋に旅立っていて‥‥。そこで、本ではなく解説動画を見つけて、ようやくホツマツタヱのおもしろさと重要さに気づいた、今日この頃です。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「ホツマツタヱを読んで」 ~「マト(真の教え)」が昇る太陽のように照らす国、日本


地球上では真の神々に関する情報はほとんど提供されていない


くろちゃん、おやつを持ってきたよ。



photo-ac


おう! 和栗のモンブランじゃねえか! ちょうど眠くなってきたところだ。コーヒータイムにしよう。


何を見てたの?


「出口王仁三郎翁顕彰会 記念講演会 講師 藤原直哉先生」。大本教はどんなことを言ってるか、知りたくなって。


ふうん、1時間40分もあるんだ。


長いんだよな、途中で飽きてきて、ぼんやり聞いていたら、ビックリして目が覚めた。


何にビックリしたの?


「出口王仁三郎著『霊界物語』第六巻第二十三章『万教同根』」の一節なんだが、「今のような困難な世の中が来るのを見越して、多くの人を救うためにさまざまな宗教が生まれた」と言う下りで、少彦名命(すくなひこなのみこと)が、「後世ユダヤの国に救世主となりて現われ(中略)...十字架に惨苦をなめ、万民の贖罪主となりにける」と言ってるのよ。(1:28:20〜) 



出口王仁三郎
Wikimedia_Commons[Public Domain]


イエス・キリストのことだね? でも、少彦名命は日本の神さまだったよね。その神さまがイエス・キリストに転生したって言うの?


めちゃくちゃ新説だろ? まだまだつづく。月照彦(つきてるひこ)の神は「釈迦」、足真彦(あしまひこ)の神は「達磨」、天道別命(あまみちわけのみこと)は「モーゼ」、天真道彦命(あままみちひこのみこと)は「エリア」、タカミムスビの神の御子だった大道別(おおみちわけ)は「大日如来」、豊国姫命(とよくにひめのみこと)は「地蔵尊」、弘子彦司(ひろやすひこ)は「孔子」、野立彦命(のだちひこ)は「老子」になった。


う〜ん、少彦名命以外は知らない名前ばかりだけど、なんとかの「みこと」、なんとか「ひこ」は神さまでしょ。イエス・キリストもモーゼも老子も、ハイアラーキーか人間だよね。神さまからハイアラーキーや人間に転生することはありえない。


おめえでも、わかってるくらいの常識だよな。出口王仁三郎に通信を送った主は、知らんかったんか?


そう言えば、竹下先生もこう言われていたよ。「これまで、地球上では真の神々に関する情報はほとんど提供されて来ませんでした。神社の神主に霊能力があり、霊からの通信を受け取ることが出来たとしても、そのほとんどがハイアラーキー関係で、神を騙る偽者からのものです。例えば、こうしたものの1つとして、日月神示があります。」(時事ブログ)


う〜ん、出口王仁三郎もそのケース?


(続きはこちらから)


とても分かりやすくて面白い「ホツマツタヱ」動画


神さまからのホンモノの情報と言えば「ホツマツタヱ」だよね。最近の時事ブログで竹下先生が、「見てみると、とても分かりやすくて面白い。これはオススメです」と勧められた動画、見た?


見た見た。見たら、無性にホツマツタヱを読みたくなった。だってこれまで、まともに読んだことなかったから。


くろちゃんも? そうだ、「ホツマ物語」を持ってたよね。読み終えたら貸してよ。


ワルイ! 断捨離しちゃって・・ない。


えええ?! もう、新刊本は手に入らないんだよ〜。


まあまあ、ホツマツタヱの解説動画はどうだ?



ホツマツタヱ24綾 コヱ国ハラミ山の文で描かれるニニキネ の天孫降臨



ホツマツタヱ基本講座その1 日本人は必見‼︎ 縄文からのメッセージすごいぞ!ホツマツタヱ



でも、この人、ホツマツタヱを「縄文」とか言ってるよ。だいじょうぶ?


だな。この解説者は、ホツマツタヱの時間の観念について、正直に「わかりません」と言っている。竹下先生も言われていた。「『ほつまつたゑ』の世界は縄文時代だと思っている方が、研究者にも多いようです。しかし、私はこの点では原理主義者でして、『ほつまつたゑ』の記述を文字通りに受け取っています。」(時事ブログ)


しかたない。でも、いつかこの解説者にも、ホツマツタヱの時間の概念を知ってもらいたい。


まあ、そこら辺は眼をつむって、まずは動画を見ようじゃねえか。


〈1週間後〉


ハアハアハア、くろちゃん! ホツマツタヱ、すっごくおもしろいね! それに、動画は本よりも取っつきやすくていいよ。休日なんか、朝から晩までぶっ続けで見て、とうとう「その60」まで見ちゃった。


ほえ〜! どんだけ、ペースが早いんだよ?


だって、おもしろくて! 今、ぼくたちが使っている日本語の語源がわかったし。たとえば昼(ひる)は日霊(ヒル)、夜(よる)は夜霊(ヨル)。東西南北は日の頭(かしら)が出る「ひがし」、すべて照らされて皆が見える「みなみ」、太陽が赤く煮えて沈んでいく「にし」。春夏秋冬はキざす春、サかえる夏、ツきてしまう秋、ネてしまう北、中央にヲを入れて、「キツヲサネ」。


今の日本語に、何百万年、いや何千万年の歴史があるなんて、スゴいよなあ。


それに、なんたってホツマツタヱのハイライトは、アマテラス大御神が女神ではなく、男神であることだよね。


それも、だんだん世間に知られてきて、おれはうれしいぞ。


ただね、「海幸彦山幸彦」の話が、小さい頃に読んだ絵本とはちがってたんだ。絵本では、釣り針を取り返した山幸彦が、竜宮城からおみやげに、キャンディーみたいに光輝く2つの玉をもらった。小さかったぼくは、その玉がすごく欲しかったのに、ホツマツタヱでは、玉をもらっていないんだよ。



音川安親編 万物雛形画譜より
Wikimedia_Commons[Public Domain]


なんでも、食いもんに見えるんだな。


玉は玉でも、もらったのは奥さんになるトヨタマヒメだった。「古事記」「日本書紀」はデタラメを書いていたことがわかったよ。



真福寺収蔵の『古事記』
Wikimedia_Commons[Public Domain]


おれも、学生時代に何千円もするような分厚い「古事記」「日本書紀」を買って読んだことがあるが、ちいともおもしろくないし、話がめちゃくちゃなので手放した。


竹下先生も言われてるよ。「ホツマツタヱが正当な歴史書なのであって、古事記、日本書紀が偽書なのです。この2つの偽書は、日本で初めて王家の血筋では無い、イスラエルの血筋である天武天皇が、歴史を改竄するために作らせたものです。」(時事ブログ)


おかげで、ホツマツタヱは絶滅の危機にさらされた。こうして再び、おれたちが読めるようになったのは奇跡だな。


ホツマツタヱを発見した松本善之助氏のおかげだね。そうそう、ホツマツタヱにも「ヤマタノオロチ」があったよ。



『日本略史 素戔嗚尊』に描かれたヤマタノオロチ
Wikimedia_Commons[Public Domain]


アマテラスの后だったモチコヒメ、ハヤコヒメの情念が、「オロチ」に化けた話だったな。「天界の改革」で、この2柱が 地獄から救出された話は感動的だった。


そして、ホツマの時代から、今なお残る日本の地名にもビックリ。山陽地方は「ヤマオモテ」と呼ばれ、山陰は「ヤマカケ」と呼ばれていた。九州は「ツクシクニ」と呼ばれ、その中の「アソクニ」は肥料で土壌改良したので「肥え邦」、豊かな邦は「トヨノクニ」と呼ばれた。今でも筑紫地方、筑前、筑後、筑豊、肥前、肥後、豊前、豊後という名称があるよね。また、越前、越中、越後や、日向などの地名の言われも書いてあるよ。


これらの名称が、3000万年以上前からあったなんてスゴい!


地名だけじゃない、「こけし」の由来も書いてある。こけしは「気消し」「呼消し」から来ていて、敵が自分の呼吸を読んで攻撃するときに、自分の呼吸を人形の呼吸に合わせて防御するためだって。



photo-ac


相手の呼吸を読んで攻撃するとか、その頃から合気道やってたんだな。


「岩田帯」の言われも。「イワタ」とは五つのワタ(腑)のことで、胎児の「腑」、つまり胃や腸みたいに空洞のある臓器が、無事に成長するのを助ける帯だって。今でも妊娠5〜6ヶ月になると、お腹に巻く帯として残っているよ。


へえ、岩田さんが考案した帯かと思った。


びっくりしたのは測量の単位だよ。地球の外周を360で割ったものを1トメチ(約110km)。80万人の身長の平均が1ツホ、1ケン(181cm)。これを8等分したものを「咫(タ)」(約22cm)と言って、1咫を10等分したのが1寸(キ)。



Pixabay


地球の外周を、どうやって測ったんだ? もしかして、宇宙から?


かもね。ところで、八咫烏の「八咫」は、どういう意味か知ってる?



熊野本宮大社にある八咫烏の像
Author:Yanajin33[CC BY-SA]


三本足?


ちがうよ。さっきも言ったけど、「咫(タ)」は80万人の身長の平均を8等分した長さのこと。だから、八咫で一人の身長、つまり人のことを指す。「八咫の鏡」はね、八咫、つまり一人一人に光を当てて照らすカガミのことで、カガミの「カ」は光、「ガ」は闇、「ミ」は人の身で、万民の心を反映させる鏡なんだって。


おめえ、なんか、急に学者になったみてえだなあ。


エヘン! だって、おもしろくて興奮しちゃうよ。医学も発達していてね、胎児の性別を知る方法や、産み分けの話もあった。男性の呼吸数は1日13,680回、女性は13,186回だけど、妊娠すると母親の呼吸数は段階的に増えていき、38日目にはなんと男性と同じ13,680回になるんだ。


妊娠の有無や胎児の性別が脈でわかるのは知ってたが、妊婦の呼吸数で妊娠の進み具合までわかるとは。


それからマクリ。今でも処方する助産師さんはいると思うけど、生まれた直後に赤ん坊に飲ませる、胎便下しのひとつ「海人草(マクリ)」は、海幸彦が教えたんだよ。


さすが海の男。海藻にも詳しかったのか。胎便下しを飲ませたかどうかで、赤ん坊の成長がまったく違うと言うな。ただし、ワクチンを打ったらご破算になるが。


ところで、「ヤマト」の意味を知ってる?


宇宙戦艦ヤマト〜♪


オッホン! 「ヤ」は弥栄、永遠に続けという意味。「マ」はマコト、「ト」は「トの教え」、国家運営の指南書のこと。つまり「ヤマト」とは、「マト(マコトの教え)」が隅々まで届いて永遠に続けという意味。「マト」が昇る太陽のように 国を照らす国、それが「日の本」。


今の日本は「マト」が外れとるぞ。


国の繁栄は田から生まれる。だから、大切なものを「タカラ」と呼ぶ。そして「タミ」は田の身から来ている。


今の日本は田を捨てさせ、「タミ」から「タカラ」を奪って、「ヤマト」を滅ぼそうとしている。


あと、何度聞いても驚くのが人工造山の話だね。


映像配信のどっかで、聞いたような気がする。


農地改革のために湖を掘らせて、ヤマナカ、カワクチ、モトス、ニシノウミなどができたと言うから、今の富士五湖のことだよね。掘った土砂を積み上げたのが富士山だって。


Author:写真小僧[CC BY-SA]


う〜ん、噴火でできたと思っていたが。


さらに、琵琶湖の近くの山の背の「ヤマシロ」を開拓した際、土砂を積み上げたのが「ヒエの山(比叡山)」。

比叡山から大津・琵琶湖方面
Author:Tamago Moffle[CC BY-SA]


何度聞いても、ヒエ〜!だ。


(それから1週間後)


くろちゃん、とうとう動画も100回を超えて、タマヨリヒメが登場したよ。


早い! おれはまだまだ追いつかねえ。タマヨリヒメと言えば、神武天皇の母親になる前に、「白羽の矢」か「丹塗り矢」が飛んできて「処女懐胎」したヒメだったな。


そう、竹下先生の記事によれば、その「白羽の矢」の正体はオオヤマクイの神で、タマヨリヒメとは相思相愛だったそうだ。竹下先生の問「問題は、玉依姫は肉体を持ち転生に入っていたが、大山咋神は霊体だったこと。この2人の間に子が出来るとすれば、大山咋神がマヤ・ヴィルーパ(顕示体)を実体化したとしか考えられないが、真相はどうなのだろう。」
ハルカナウチュウノヒカリノヒメミコ様の答「おっしゃる通りです。ある神々は、マヤ・ヴィルーパを実体化することは可能です。」(時事ブログ)


ふしぎなこともあるもんだ。



既得権益が捨てられないのは、神も人間と同じ


でもね、このオオヤマクイはハルマゲドン計画の中心にいたんだよ。それがバレて、天界の改革を提唱した竹下先生たちを攻撃したことで、ほとんど全滅したんだ。(時事ブログ)


ホツマツタヱに出てくる神は、ことごとく消えちまったんだな。何千万年も生きてきたのに。


そう思うと、なんか虚しいよね。そんなに「心のきれいな者が上に立つ」ことが許せなかったのかな。


既得権益が捨てられないのは、神も人間と同じさ。


ホツマツタヱを読んで、昔の日本は民のことを考えて政治をする、すばらしい国だと思った。けど、読んでて違和感もあったんだよ。登場人物はみんな血縁関係があるからね。親族が多い勢力が権力を持つんだよ。たとえば、子だくさんのコモリ神は子どもの作り方、育て方のエキスパートで、頼もしいパパなんだけど、どんだけ子らを重職につかせて権力を握ったかと思うと、なんかフクザツ。


それに、ホツマツタヱ自身にも問題があったしな。「ホツマツタヱの疑問点は、天照政権にとって都合の悪い事実がすべて削除されていることです。例えば、玉依姫が生んだミケイリが後に賀茂別雷神として知られる神で、父親は大山咋命だということなどです。最大の疑問点は、神武天皇の時と開化天皇の時の界層の降下に一切触れていないことです。」(時事ブログ)


ある時点から、人間の身長が急に低くなったり、寿命が短くなったことが、ホツマツタヱには書かれていないんだよね。


「日本書紀」「古事記」は信頼できないウソっぱちだが、まさかホツマツタヱまで大事なポイントを隠していたとは。


だから、「天界の改革」が必要だったんだよ。


古いやり方を一新するのは大変だったが、心のきれいな者が高い地位につくようになって、今の天界は本当に良い場所になっていると聞く。


今度はぼくたちの番だよ。早く天界のように、「心のきれいな者が高い地位につく世界」に変わるといいなあ。



Writer
ぴょんぴょんDr.
白木 るい子(ぴょんぴょん先生)


1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
2014年11月末、クリニック閉院。
現在、豊後高田市で、田舎暮らしをエンジョイしている。
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)





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転載おわり